私たちの未来と環境問題

建設業の内装仕上工事業を担当する私たちの会社の未来は
どうあるべきなのでしょうか。
私たちの仕事は施主さまの生活に密着した内装仕上です。
私たちの携わった住宅は25年以上未来の子どもたちに受け継がれる商品です。
「今」の仕事に私たちは、持てる全ての力で頑張っています。

創業30年を迎えた2000年に、私たちの未来について真剣に考えてみました。
住宅と環境問題、そして私たちの未来です。
2002年8月、本社3階に住宅の環境問題の情報を集約するECOllaboを創設しました。
環境対応の内装材の情報を集約し、シックハウスに関する情報と
室内空気環境の調査方法など健康的な内装材、施工方法を調査してきました。
これらの活動は、将来に負の遺産を残さない住宅とは何かをテーマに追求してきました。
そして、ECOllaboの基本理念として1981年にワールドウォッチ研究所の
レスター・ブラウンさんが述べた
「この地球環境は祖先からの遺産ではなく、未来の子どもたちからの借り物だ」
この言葉をレスター・ブラウンさんの了解をいただいて使用しています。

私たちの環境に対する考え方を普及するために、2002年9月、
私たちの工事で発生する余剰材を活用するサークル、interior PARTYを開始しました。

私たちが施工した壁紙がお客様にお渡しする前に、他の工事による汚れ、
キズが発生し、張り替えの再施工工事が発生します。
これらのムダの発生を抑制するために、職人さんの仕事を大切にしたいという願いから、
私たち独自の養生紙を作り、施工後には自ら養生をして、キズ・汚れの防止を図り、
資源のムダの排除活動もしてきました。

そして住宅の環境問題を更に追及していくと、住宅の長寿化こそ
地球環境保護に最も貢献できる目標となってきました。
現在の住宅の建替え寿命は25年(マッキンゼーレポートより)、
米国は47年、この日本の住宅の立替寿命が70年、80年と現在の立替寿命の
2倍以上の目標が必要なのでしょう。
しかし、長寿住宅実現のための部材は?構造は?となると
私たち内装工事業では力不足で実現することができません。
したがって、ECOllaboの精神にご賛同頂いた設計事務所と検討していますが、
これは長い、長い道のりとなりそうです。

私たちは内装工事の将来のあるべき姿も検討しています。
将来の職人のあるべき姿とは、
・若手職人育成の問題
・職人の仕事の在り方
・職人としての社会的な地位向上
・施工方法の改善
など、さまざまな課題にチャレンジしています。
                                              2005.8